参加国激減、マラソンでキセル事件も

第3回オリンピックポスター

(第3回大会 セントルシスオリンピックのポスター)

セントルイスオリンピック(Games of the III Olympiad、ST. LOUIS 1904 Olympic Games、ST LOUIS 1904)は、1904年7月1日から11月23日まで、アメリカ合衆国のセントルイスで行われました。

オリンピック史上初めて、北米大陸で開催されました。パリオリンピック同様、万国博覧会を兼ねて開催されています。

遠方地での開催のため、イギリス、フランスの不参加をはじめとし、ヨーロッパ勢は大幅に参加国が減少しました。ボクシングが正式種目として追加されたのもこの大会からです。(ウィキペディアフリー百科事典より参照)

このオリンピックで有名なのが、マラソンの「キセル事件」です。

猛暑の中、先頭でスタジアムを出たアメリカのフレッド・ロー ツは20キロ過ぎで道端に倒れたのですが、通りかかった自動車に乗せてもらいゴールに向かいました。途中でこの車がエンストしたため再び走り始 め、トップでゴールしたのですが、自動車を運転していた男性の証言があったため、「キセル」が暴露されてしまいました。本人はふざけてやったとの言い訳でしたが、当然、非難の嵐にみまわれ、汚名を残しました。本当の優勝者であるトーマス・ヒックス(米国)がゴールしたのは、ローツの1時間後でした。記録は3時間28分35秒。

 

そのころ世界では・・・

セントルイスオリンピックが開催された1904年、日本は 朝鮮半島と満州の権益をめくって、ロシアが対立し、日露戦争がぼっ発しました。

20世紀初頭のこの時期は新天地を求めて多くの移民が主にヨーロッパからアメリカへやって来ました。アメリカは多くの移民を受け入れ、移民たちの多くは鉄鋼産業、繊維産業などの労働者として働き、アメリカ経済の急成長に貢献しました。移民の数は、1905年から10年間で1000万人以上であると言われています。